カレーショップ「インデアン」を展開する藤森商会(帯広市、藤森康容社長)と、パン製造・販売の満寿屋商店(同、杉山雅則社長)は、試験販売していたコラボ商品3種類を2月13日から約1カ月間限定で本販売する。
コラボ商品開発は、まちなかの活性化と若手社員の育成が目的。昨年7月から月1度、勉強会・試作会を開き、商品開発の知識からマーケティング、アイデア出しなどに若手社員が携わった。
今月22~28日には試作品3品を試験発売。アンケート結果などを受けて改良を加えた。開発に関わった満寿屋商店みちます(音更町)の八橋舞店長(24)は、「地元に根付いた企業とのコラボなので、(カレーとパンの両方に)満足できるものを食べてほしいと思って試作を重ねた」と試行錯誤を語った。開発を見守ったインデアン西21条店の山田久詞店長(47)は「回数を重ねる中で、若手社員は自分の意見を積極的に言えるようになった」と成長を実感した。
本発売するのは、インデアンのトッピングとして、満寿屋の「白スパサンド」を揚げた「パンカツ白スパ&チーズ」(220円)。パンにソーセージとインデアンルーをはさんだ「クリチーカレードッグ」(360円)、デニッシュにカレーやカツなどを載せた「カツカレーパン」(360円)。試験販売時のアンケートを参考に、パンカツはサイズを倍に、カレードッグとカレーパンはベーシックルーからインデアンルーに切り替えた。
3月10日まで販売。終了後は、収益性なども若手社員を交えて検証し、春以降にさらなる商品開発、イベント企画など連携を進めたい考え。杉山社長は「地域を元気にするような企画を進められれば」、藤森社長は「企画を通して若手社員にさらに成長してほしい」と期待した。
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