厳しい寒さの中、力強い走りを見せたランナーたち

　「第８回なよろサンピラースノーマラソン大会」が22日に道立サンピラー交流館前を発着点に開かれ、ランナーたちが雪上での走りを楽しんだ。

　「マサシナイトランクラブ」などに所属するランニング愛好者を中心に組織した同大会実行委員会（楢山秀明実行委員長）が主催。Ｎスポーツコミッション、名寄振興公社、名寄市教育委員会との共催。

　今回も、冬でもランニングが楽しめることを多くの人に実感してもらいたい―と、「ダイヤモンドダストの中を笑顔で駆けよう」をスローガンに、リレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストの名寄市特別参与スポーツ振興アドバイザー・阿部雅司さんがプロデュースした。

　地元をはじめ、士別や旭川などの道内各地、遠くは栃木県など60人がエントリー。

　開会式で阿部さんと加藤剛士市長が「今日はマイナス24度を超え、名寄らしい厳しい寒さとなった。寒さに負けず走って楽しんでほしい」などと挨拶。

　続いて、ランナーを代表して家族で参加した小塚力さん・智香子さん夫妻と娘の未歩子さんが「寒さに負けず、元気いっぱいに走ります」と宣誓した。

　サンピラー交流館前からふるさと工房館前まで往復（２㎞）するコースで、年齢・男女別に２㎞、６㎞、10㎞の部を設定。

　レースは２㎞の部からスタート。厳しい寒さの中で髪を白く凍らせながらも寒さを吹き飛ばすような力走を見せるランナーもおり、白銀のコースでのマラソンを楽しんでいた。