ＪＲ北海道は、２０２４年のゴールデンウィーク期間中に、北海道新幹線が青函トンネル内（約５４キロメートル）を走行する際、最高時速を２６０キロに引き上げ、東京―新函館北斗間を最速３時間５２分で運行すると発表した。現行より５分短縮される。青函トンネル内を２６０キロで運転するのは営業開始後初めて。

　２６０キロ運転の対象は４月２９日と５月４日から７日の始発から午後３時３０分ごろまでの定期列車７往復と、５月４日と５日に運行する東京発午前７時８分発新函館北斗午前１１時１１分着の臨時はやぶさ３号が対象。

　これに伴い、木古内に停車する「はやて９３号」「はやぶさ１号」「はやぶさ１９号」の木古内発車時刻を繰り上げる。発車時間の繰り上げによる乗り遅れなどに対応するため、新青森発新函館北斗行き「はやて９１号」の新青森発車を５分繰り下げ、木古内の発着時刻は変更しない。