福島さんのアドバイスを受けながらケーキ作りにチャレンジする子どもたち

　洞爺湖町商工会青年部（田所達朗部長）主催の児童職業体験事業が１４日、町内本町の「あぶたふれ合いセンター」で開かれた。子どもたちが、ロールケーキを果物などで飾り付けしたオリジナルケーキを完成させた。

　同体験事業は、地元の企業を知ってもらおう－と毎年実施。今回はケーキ作りをテーマに、菓子店・一心堂（町内旭町１８）が協力。小学５、６年生１６人が参加した。

　同店代表取締役社長でパティシエの福島真之さんと志乃さん夫妻が講師を務め、一日の業務内容ややりがいなどを紹介した後に調理開始。スポンジの代わりに２等分した「ＴＯＹＡろーる」を使用。児童はイチゴを挟めたり、全体的に生クリームを塗ってからフルーツやチョコレートなどでデコレーションするなど、おいしそうに仕上げた。

　西原陽太君（虻田小５年）は「生クリームを塗るのが少し難しかったけど、次は家でもやってみたい」と笑顔を見せた。