北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

JR森駅に小さな森駅がお目見え、同駅のジオラマ展示中【森】

 

JR森駅に展示された同駅周辺のジオラマをPRする(左から)樋口守駅長、櫻井部長、岡嶋町長

【森】立教新座中学高校鉄道研究会(埼玉県)が製作した、JR森駅周辺のジオラマが23日、同駅にお目見えした。今年度の全国高校鉄道模型コンテスト九州大会(一般社団法人鉄道模型コンテスト主催、8月12・13日)中学生モジュール部門で最優秀賞に輝いた作品で、同研究会の櫻井陽斗中学部長(15)は「ジオラマを通じて1人でも多くの人に、並行在来線などの課題に関心を持ってもらいたい」と話している。

 同研究会では大会出場に当たり、いかめしなどたくさんの魅力がある森町に北海道新幹線の駅が整備されないことや、新幹線開通に伴う並行在来線の課題など鉄道に関連した地域課題を、ジオラマを通じて多くの人に知ってもらいたいという思いから、同駅を題材にすることに決定。資料などを参考に、同駅周辺をジオラマで忠実に再現した。

 ジオラマは同校での文化祭展示などを経て町に寄贈されることとなり、同会顧問の意向もあって今回、同駅でのジオラマ展示が決まった。

 23日には櫻井部長らが同駅を訪れ、ジオラマの贈呈式が開かれた。同会を代表し、櫻井部長は「このジオラマは中学部員約10人が力を合わせ、自分たちの力のみで製作した。このジオラマが一つのきっかけとなり、函館本線や森駅、森町がますます発展し、多くの人から注目を集める駅となってほしい」と願った。

 岡嶋康輔町長は「遠く離れた森町の地域の課題をしっかりととらえ、それをテーマとしてジオラマを作ってくれたことは感慨深く思う。寄贈いただいたジオラマは一番人通りの多い場所に置き、町外にも森町に関心を持ってくれている学生がいるんだということを、町民にアピールしていきたい」とした。

 町によると、同駅でのジオラマ展示は2024年1月末までを予定。その後も一般の人が自由に見学できる場所での展示を計画している。

関連記事

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

十勝毎日新聞

マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】

 芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。  「芽室に感謝す...

十勝毎日新聞

災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】

 広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...

函館新聞

函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..

 函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...

函館新聞

桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..

 函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス