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網走タイムズ

ジャンボ鏡もちで豊作祈願 生産者団体が振興局に寄贈【網走】

生産者団体が振興局に贈った、ジャンボサイズの鏡もち

 【網走】「来年も豊作でありますように」と願いを込めて、もち米生産者団体の北見地区米麦改良協会が25日、オホーツク総合振興局に大きな鏡もちを贈った。

 鏡もちは、JAきたみらい、JAびほろ、JAめまんべつの3農協が生産した「きたゆきもち」を使っており、直径約50㌢の2段重ね、重さは36㌔というビッグサイズ。飾りの昆布は雄武漁協が、鏡もちを乗せる三方は網走地区森林組合振興会が提供した。

 オホーツク合同庁舎ロビーに来年1月4日まで飾られている。庁舎を訪れた人たちは「立派な鏡もちだね」と見入り、スマホで写真を撮るなどしている。

 贈呈式で、北見地区米麦改良協会の大坪広則会長(JAきたみらい代表理事組合長)は「今年は異常な天候だったが、何とか例年並みの生産をキープでき、その分おいしいお米が出来たと思う。来年に希望を持って飾ってもらえれば」と、今年の生産を振り返りながらあいさつした。

 これを受け、同振興局の中島和彦局長も「今年は暑すぎて生産がどうなるか心配したが、作況指数は全道が104に対しオホーツク管内は109になった」と、生産者らの努力に敬意を示すとともに「来庁者とともに、来年の豊作と健康を祈願したい」と、寄贈に感謝していた。

 鏡もちの寄贈は1994年から、不作だった2003年を除いて毎年、行っており、今年で29回目になる。

 2009年、道農作物優良品種に認定された「きたゆきもち」は耐冷性が極めて強く、それまでの主力だった「はくちょうもち」よりも作況が安定しているのが特徴。白さや食味、硬化性のいずれも「はくちょうもち」を上回ることから品種の置き換えが進み、2012年以降は、ほぼ100%の作付けとなっている。

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