社殿のすす払いを行う刈田神社倭会の会員たち

　登別総鎮守・刈田神社（大西俊之宮司）のすす払いが１７日、登別市中央町の同神社で行われた。氏子青年会の刈田神社倭会（やまとかい・川田弘教会長）が社殿や正門に積もった今年一年の汚れを落とし、新年への準備を整えた。

　すす払いは新年を迎えるための伝統行事。大西宮司が祝詞を読み上げ、川田会長ら会員５人が参拝。竹の葉をくくり付けた長さ５メートルの棒を使い、天井や照明の汚れをきれいに落とした。

　川田会長は「今年は４年ぶりに例大祭を行うことができたので、１年間お世話になった感謝の気持ちと、来年も良い年になるよう思いを込めた」と話した。

　新型コロナウイルスやインフルエンザの感染防止のため、今回も元日のお神酒の振る舞いは中止する。縁起物やお守りの授与は２５日から始める予定だ。

　どんど焼きは１月７、１５日午前１０時～午後４時。年賀はがきや鏡餅、プラスチックなどは納めることはできない。持ち込みは当日午前６時からで、「事前の持ち込みはご遠慮ください」と注意を促している。

　問い合わせは同神社、電話０１４３・８５局２４６０番へ。