アンサンブルステージの合同演奏で「風になりたい」を披露

【新冠】ＮＰＯ法人レ・コード館自主企画委員会（後藤正義会長）主催の「バンドフェスティバル２０２３」が25日、レ・コード館町民ホールで開かれ、約１２０人が来場して吹奏楽の演奏を楽しんだ。

　２部構成で、午後２時半開演の第１部アンサンブルステージでは、新冠中学校吹奏楽部のＸｍａｓメドレー（赤鼻のトナカイ、ジングルベルなど）、にいかっぷピーマン楽団は「さくらのうた」「青春の輝き」、静内高校吹奏楽部は「丸の内サディスティック」「風のプロフィール」などを披露した後、合同演奏の「風になりたい」で会場を盛り上げた。

　にいかっぷピーマン楽団は、 昨年９月に新冠中教諭の上井大知さん（24）ら有志５人が立ち上げた町民吹奏楽団で、今年初の単独演奏会や日高管内吹奏楽祭などで活動の幅を広げている。上井さんは「いろいろな発表の場をいただき感謝しています。吹奏楽で新冠を少しでも盛り上げていきたい」と話した。

　午後３時半開演の第２部ジャズステージでは、今年創立50周年を迎えた新冠軽音楽愛好会ブルーホース（ＢＨ）が「Ａｌｌ　ｏｆ　ｍｅ」、「ルージュの伝言」、「涙のキッス」など馴染みの曲10曲を次々に演奏。迫力の生演奏に大きな拍手を送り、楽しく聴き入った。