
「エゾシカ肉」をテーマに開催された研修会で試食する参加者たち
北海道全調理師会第2ブロック(藤田恵二ブロック長)の2023年度研修会が13日、登別温泉町のホテルゆもと登別で開かれ、参加者がエゾシカ料理について理解を深め、調理人としての資質を高めた。
西胆振の調理人の技術向上などのため、毎年持ち回りで開催している。今回は食卓にはなじみが薄い「エゾシカ肉」の地消のきっかけに-とテーマを設定。約10人が参加し「知識講習」と「実技講習」の2部に分けて実施した。
知識では北海道猟友会本部理事の伊奈信也さんが「エゾシカ肉をおいしく食べて自然を守ろう」と題して講演した。伊奈さんは「シカ肉は牛肉と比較してカロリーは2分の1、脂質は5分の1、鉄分は4・5倍もある」と解説。ほかにも疲労回復やストレス軽減が期待できるといい「エゾシカは繁殖率が高く社会問題になっている。おいしく食べることで自然保護にもつながる」と話した。
実技は登別温泉調理師登庖会の渡辺晃紀会長が調理した料理を試食した。「登別エゾシカ×日本料理」をテーマに「朴葉味噌焼き」「茶碗蒸し」「すき焼きバラちらし」の3品を調理。参加者は料理に舌鼓を打ちながら「臭みの消し方は?」など質問し、エゾシカの素材としての可能性を吟味していた。
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