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釧路新聞

自慢のカキメニュー食べて 翔洋高生、きょうからコープで販売【厚岸】

 【厚岸】厚岸翔洋高校(山本十三校長)の生徒が考案したカキを使ったメニュー「カキンパ!」が16日から、コープさっぽろの道内107店で販売を開始する。発売に先駆け、15日には町役場で試食会が開かれ、生徒たちが自信作を紹介した。

 札幌テレビ放送(STV)の情報番組「どさんこワイド179」内の特集企画「ほっかいどう水産高校ウイーク」とコラボレーションした商品化第5弾として実現。同校3年海洋資源科調理コースの榎本航さん(18)と茜美玲さん(17)、佐藤月菜さん(17)が考案した。

 この日は3人が来庁し「カキンパ!」と18日にコープさっぽろ貝塚店で限定販売する「牡蠣(かき)むすび」を、同校が実習で養殖したカキで再現調理し、石塚徹副町長と滝川敦善教育長、同校実務家教員も務める安藤義秀厚岸観光協会事務局長に振る舞った。

 「カキンパ!」は、韓国ののり巻き「キンパ」にカキを入れた一品。カキのうま味とコチュジャンの辛み、ナムルにしたホウレンソウとモヤシ、ニンジンの甘みをぎゅっとまとめ、子供から大人まで食べやすい味に仕上げた。

 「牡蠣むすび」は、握り寿司(ずし)大のご飯の上にコンブのつくだ煮と蒸したカキをまるごと1個乗せ、同校がサンマ缶実習で代々引き継ぎ使用している秘伝のタレをとろみが付くまで煮詰めて絡めた。

 石塚副町長は「本場の韓国にも負けないおいしさ」、滝川教育長は「味付け、大きさともに食べやすい。自信を持ってPRしてほしい」、安藤局長は「カキの味付けが良く具の味が引き立っている」と高く評価した。3人は「カキが苦手な人でも食べられるよう味付けに苦労した。カキのおいしさ、厚岸の魅力を道内をはじめ道外や外国からの観光客にも伝えたい」と声を弾ませていた。

 「カキンパ!」の価格は430円。販売期間は約1カ月で約8000食を計画している。コープさっぽろ貝塚店では18日正午から、考案した3人が店頭販売を行うほか、「牡蠣むすび」を限定150食販売する。価格は279円。

考案した「カキンパ!」と「牡蠣むすび」を披露した佐藤さんと榎本さん、茜さん(左から)

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