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苫小牧民報

「モルック」愛好者増やしたい 苫小牧でチーム発足

木の棒を投げてピンを倒すフィンランド発祥のスポーツ「モルック」を苫小牧でも広めようと、市内西部の飲食店経営者らが愛好者のチーム「TOMA(トマ)モックル」(黒澤英浩代表)を立ち上げた。定期練習や体験会のイベントを計画し、気軽に遊んだり、本気で大会出場を目指したりと競技に挑戦する人を増やしたい考え。

キャンプ場で行われたモルックの体験会=9月、苫小牧市樽前

 モルックは1~12点の数字を記した木製のピン(スキットル)を狙って棒(モルック)を投げ、倒したピンの合計がぴったり50点になると勝ち。年齢や障害の有無を問わず誰でも楽しむことができ、最近はキャンプ場でのレジャーとしても人気を集めている。

 トマモックルはキャンプ好きの飲食店経営者らが中心になり、8月から活動を本格化。日本モルック協会(さいたま市)の友好団体登録に必要な3回の体験会をのぞみコミュニティセンターなどで展開し、今月、登録された。

 チームの会員は現在16人。練習拠点をのぞみコミセンと美原町の飲食店などに設定し、毎月2回の活動日に体験参加も受け付ける。会費は当面取らず、会場使用料など発生した費用は活動ごとに参加者が均等に負担する。公式インスタグラムやラインを開設し、活動をPRしている。

 黒澤代表(55)は「子どもから高齢者までが一緒にでき、50点にするために頭も使う」とモルックの楽しさを語る。3回目の体験会は今月、黒澤代表が樽前のキャンプ場で開催した燻製イベントの中で実施した。10~70代の25人が参加し、大半が初心者だったがすぐに夢中になり、和気あいあいと汗を流したという。

 黒澤代表は「モルックをいろんな交流の機会に役立てていきたい」と意欲を見せ、市民の参加を呼び掛けている。問い合わせは事務局 メールアドレスpolasyun@icloud.com。

 モルックは1996年にフィンランドで誕生し、日本モルック協会は2011年に設立された。来年8月には函館市で世界大会が予定されている。

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