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【室蘭】強豪“カット”全国切符、ヘアコン予選道大会 美容室「アスヘアー」真崎代表2位、立島さん特別賞

2位に輝いた真崎さん(左)と特別賞の立島さん。共に11月にファイナルに臨む(提供写真)

 総合美容商社・ガモウが主催するヘアコンテスト「エリアサーキット全国予選北海道大会」で室蘭市中島町の美容室「As.hair(アスヘアー)」の代表でスタイリストの真崎雄樹さん(42)が第2位、スタイリストの立島陸久さん(22)が25歳以下に与えられる特別賞に輝き、ファイナル(全国大会)への切符を手にした。入賞は西胆振から初めて。同じ店からの同時入賞も初の快挙。真崎代表は「室蘭の美容業界が発展するきっかけになれば」と期待を込める。

 基本を重視し、サロンワーク直結のハイレベルなコンテスト。全国25会場で2千人以上が挑戦した。北海道大会は、今月5日に札幌コンベンションセンターであった。約170人が入賞7人枠を目指した。

 コンテストのテーマは当日発表される。瞬時のインスピレーションと技術力、対応力が必要となる。参加者は5分のシンキングタイム、45分の制限時間内に仕上げなければいけない。「カリスマ美容師」と呼ばれる審査員3人がテクニック、デザインイメージなどを評価する。

 今回は「古き良きものを愛し、流行に流されずデニムやシャツのようにベーシック(普遍的な)アイテムを自分らしく着こなす女性像にはまるボブもしくはショートボブ」がテーマとなった。

 真崎さんは「シンプルで差が付きにくいテーマ。攻めたデザインにした」とまとめた。審査員からはグラデーションのバランスを高く評価されたという。これまで何度も挑戦してきたコンテスト。「目標を達成できてうれしいし、ほっとした。全国大会でも入賞できるよう頑張りたい」と意気込む。

 美容師5年目の立島さん。テーマから我が強い、自分を持っている性格をイメージしたという。「ベーシックなカットをしよう」とウィッグに向き合った。特別賞に「誰よりもやってきた自信があった。努力が実った。(美容師について)都会、地方に関係なく証明できた」と笑顔を見せた。

 真崎代表は「まだまだ札幌に(髪を切りに)通っている人は多い。室蘭でも『かわいく、格好良くなれる』と思ってほしい。そして美容師を目指す人が地元で増えてくれればうれしい。今回の受賞、うちの店がそのきっかけになればと思う」と話している。

 ファイナルは11月28日に東京で行われる。

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