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日高報知新聞

箏の音色に酔いしれる 浦河箏の会20周年コンサート【浦河】

コンサート第2部の箏とギターの演奏に酔いしれる来場者たち

 浦河箏の会(木田千鶴代表、会員9人)の20周年コンサートが26日、町総合文化会館地下ミニシアターで開かれ、約50人の来場者が会員らが奏でる箏(こと)の音色に酔いしれた。

 同会は、2000年(平成12年)に町大通2の木田さん(60)と町内野深の藤田陽子さんが浦河で琴を広めたいという思いで発足し、今年で23年目を迎えた。現在は小学2年~70代の会員9人が所属。

 木田さんは「互いに刺激、協力しあいながら『琴の音が好き』という仲間に恵まれ23年が経ちました。家族の協力や足を運び応援してくれる友人・知人の皆様へ感謝を込めて午後のひと時を楽しんでいただきたい」とあいさつ。コンサートは、「ありがとう」がテーマ。

 第1部では一箏・藤田さんと伊藤光子さん、品川絢さん、二箏・中島忍さん、若林久美子さん、十七絃・木田さんによる「祭花二番」から始まり、「まりと殿様 箱根八里 里の秋メドレー」、「かりそめ」第2部では「さくら」と続いた。

 第2部では、友情出演の様似琴音の会の早坂敏子さんとギターの竹内雅文さんとともに「さくら」、「秋桜(コスモス)」、「365日の紙飛行機」を奏でた。

 途中、弦のチューニングのため、会員らが退場すると竹内さんのオンステージ「たけちゃんステージ」も行われ、竹内さんが浦河町に住んで40年が経ち、町へ恩返ししたいという思いで作詞作曲した「いつまでも心の中に~うららん かわたんに贈る~」と町の四季を表現した「いつの日も忘れない」の2曲を披露し、竹内さんの甘い歌声に来場者たちは聞き惚れていた。

 後半は「白い恋人達」、「花祭り」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の3曲で締めくくった。

 コンサートを終えて木田さんは「琴の音色に興味を持ってもらえて良かった。自分たちも楽しみながら、枠にとらわれずいろいろなジャンルに挑戦していきたい」と話していた。

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