北斗市観光交流センターで始まった人気漫画「北斗の拳」の場面写展

　【北斗】市と人気漫画「北斗の拳」（原作・武論尊、作画・原哲夫）によるアニメツーリズムプロモーション事業「北斗の市×北斗の拳」（北斗市商工会青年部主催）が２６日、市内各地で始まった。デジタルスタンプラリーや飲食店との連携事業、漫画の場面写展を通じて、北斗市と作品の魅力を全国へと発信する。１０月３１日まで。

　同漫画が今年４０周年を迎えるのに合わせた取り組み。デジタルスタンプラリー、ＡＲラリー、フレーム写真、飲食店とのコラボカード配布、場面写展、オリジナルグッズ販売を行う。

　このうち、デジタルスタンプラリーは、イベント独自のスマートフォン向け専用アプリ「北斗の市×北斗の拳」を使用。北斗星広場やトラピスト修道院など７カ所をめぐってスタンプを集めることで、限定品が手に入る。

　飲食店との連携事業ではファーマーズマーケットやあぐりへい屋、居酒屋ぬの川、丸昌やぶ久など市内２１店舗で対象メニューを購入すると、それぞれ異なる絵柄のカードがもらえる。

　市観光交流センター１階「ほっとギャラリー」（市渡１）では、漫画に登場する名シーンなどを集めた場面写展を開催。訪れた人が早速写真を撮るなどして、楽しんでいた。友人３人と見学していた静岡県浜松市の自営業、内山直也さん（５９）は「偶然立ち寄ったら北斗の拳の場面写展が開かれていて、とても懐かしい思い出がよみがえってきた」と話していた。

　イベント詳細は市観光案内所（市観光交流センター内）で配布するパンフレットに掲載。市商工会青年部は「楽しい企画がたくさんある中、ぜひ飲食店とのコラボカード２１種のコンプリートを目指してみてほしい」と呼び掛けている。