海岸町の旧室蘭駅舎で配布する第３弾の炭鉄港カード

　室蘭市など認定自治体などでつくる炭鉄港推進協議会（事務局・空知総合振興局）は、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財を紹介するカードの第３弾を完成させた。室蘭市海岸町の旧室蘭駅舎など道内１３市町の関連施設で、２６日から配布を開始する。

　炭鉄港への関心を高めてもらおうと、２０２０年度の第１弾、２２年度の第２弾に続いて製作した。

　今回のカードには、１９３４年に撮影された輪西旧市街地と日本製鐵所の写真が使用されている。このほか、室蘭本線の終着駅・岩見沢駅や、小樽市の北炭ローダーなども登場する。

　配布期間は１０月２９日まで。各２千枚限定で、なくなり次第終了する。カードは１人１枚。

　全１３種を集めて応募するとコンプリートカードをプレゼントする。さらに、応募者の中から抽選で炭鉄港グッズが当たる。応募締め切りは１１月７日。

　詳細は協議会事務局の空知総合振興局地域創生部地域政策課、電話０１２６・２０局００３４番へ。