前浜の海岸を清掃奉仕 市内郵便局の職員ら
【網走】網走郵便局(徳山大局長)や市内郵便局の職員らが、市内海岸町の前浜で清掃奉仕した。
職員約40人と、その家族らが参加。海岸町の護岸に集まった職員に、徳山局長は「けがのないよう、また海の近くなので事故のないよう、ごみ拾いをしてください」などとあいさつ。さっそくごみ拾いを始めた。
参加した職員や家族は、市のボランティアごみ袋や火ばさみを手に護岸から海岸に下り、目に付いたごみを拾い集めた。
近年はいろんな団体がボランティアでごみ拾いをしているほか、ポイ捨てをする人も少なくなり、前浜の海岸もごみは少なめ。職員は「以前に比べ、落ちているごみも少ないですね」と話していた。
6月は環境省の提唱する「環境月間」となっており、道内の日本郵政グループはこれに合わせて「全道一斉クリーンアップ作戦」と名付けた清掃活動を道内各地で展開している。
市内の郵便局も毎年、市内各所で清掃奉仕しているが、ここ数年は新型コロナの影響で活動できず、今回の清掃奉仕は4年ぶりになる。
中止する前は「気持ちよくキャンプをしてもらおう」と、網走湖畔のキャンプ場を清掃していたが、近年はごみが目立たなくなっていることや、マイクロプラスチックによる海洋汚染が社会問題となる中、郵便局もプラスチック削減に取り組んでいることから、今年は従来の前浜清掃を行った。
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