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室蘭民報

22社25事業を採択 室蘭テクノ、ものづくり補助【室蘭】

DX支援、3社3事業

五嶋金属工業のアイヌ文様をデザインに取り入れたたき火台。22年度のものづくり創出支援事業を活用した

 室蘭テクノセンター(中田孔幸理事長)は、2023年度ものづくり創出支援事業補助金の1次公募で、室蘭・登別両市の22社25事業を採択した。近年は人材育成支援事業を活用する企業が目立つ。併せて、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援事業は1次公募で室蘭の3社3事業を採択した。

 ものづくり創出支援事業は、新製品・技術開発支援の「開発の芽育成支援事業」「製品・技術事業化支援事業」、食品の新商品・パッケージ開発支援の「食品開発支援事業」、製品・技術PR支援の「市場開拓支援事業」、業務のデジタル化支援の「デジタル化促進支援事業」、資格取得・研修でスキルアップを図る「人材育成支援事業」、ものづくりに関する支援の「創業支援事業」で構成。

 1次公募の採択事業では、第一熱処理室蘭が「丸棒鋼の全断面自動超音波探傷装置の開発」(開発の芽育成)に取り組む。望月製麺所は、主力商品「生パスタ」のパッケージをリニューアル(食品開発)する。

 DX推進では、三好製作所が、業務プロセスの変革を進めるクラウド業務管理システム開発に向けたDX診断を行う。

 受検料の4分の3(上限10万円)を補助する資格取得支援の採択数が14社に上った。同センター企業支援課の刈屋晴子係長は「企業側に採用した人材を大切に育てようという意識がある。人材育成支援事業をきっかけに制度のことを知ってもらい、他の事業にも展開する事例も増えている」と分析している。

 26日から2次公募を開始しており、同センターの吉田有一事務局次長は「細かいサポートは地域の支援センターならでは。補助金の申請など、事務的なこともサポートできるので、国や道の支援制度を使うときに少しでも慣れてもらえれば」と話している。

 2次公募は12月20日(一部事業は9月29日)まで。問い合わせは同センター企業支援課、電話0143・45局1188番へ。

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