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十勝毎日新聞

新天地で「三蔵」豆腐 藤丸の売り場再現【音更】

 1月末に閉店した百貨店・藤丸にテナントで入居していた、足寄町の老舗豆腐店「丸三細川食品」(細川勉社長)が、音更町の産直市場「らららマルシェ」(木野大通西13)にブースを展開している。豆腐や油揚げ、みそなど約20点が並ぶ。中心市街地から場所は移ったが、新天地でも同社こだわりの味が親しまれている。

足寄・丸三細川商店が「らららマルシェ」に

らららマルシェ内に藤丸時代の「三蔵」ブースを展開し、来店を呼び掛ける細川社長

 同社は藤丸地下食品売り場に「とうふ湯葉工房 三蔵」を2002年から出店。十勝の豆を使った豆腐や湯葉などが人気を集め、油揚げ「こあげさん」は特に高齢客に愛されていたという。

 らららマルシェには2月下旬からブースを構えている。横約180センチ、縦約90センチの冷蔵ケースで藤丸時代を再現するように多くの商品を販売し、「三蔵」の看板も設置している。人気商品は「三蔵寄せ豆腐ミニ」(250グラム、270円)。長年藤丸に通っていた高齢客の足は遠のいているが、音更町内からの新規購買客や常連客が訪れる。

 細川社長(44)は藤丸閉店で中心市街地の空洞化が進むことを懸念し、昨秋に「百貨店のテナントを守る会」を立ち上げるなど街中の活性化に向け尽力。「百貨店の存在を必要としている人は多い」とし、「藤丸時代に応援してくれていた街中の客にまた商品を届けたい」と、方法を模索している。

 同社は音更町のハピオや士幌町のAコープ士幌店ASPOなどでも数種類の商品を販売。札幌市内の三越にも出店している。らららマルシェは年末年始以外は無休。午前10時~午後6時。

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