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室蘭民報

伝統の御供獅子舞、児童に伝える 喜門岱小で学習会【室蘭】

御供獅子舞の演舞を見る喜門岱小の児童たち

 室蘭市香川町郷土芸能保存会(熊谷比登志会長)会員が22日、同町の喜門岱小学校(無量林高史校長、22人)を訪れ、児童たちに室蘭市指定文化財で香川町の伝統芸能「御供獅子舞」を伝えた。

 総合的な学習の「地域の伝統芸能を知ろう」の一環。毎年9月15日前後行われている香川八幡神社例大祭で奉納披露しており、同校の児童も踊りながら太鼓をたたく「曲打ち」に参加している。しかし、新型コロナウイルス感染防止対策として2020年から例大祭は中止。今年は4年ぶりに開催を予定している。

 御供獅子舞を児童たちに知ってもらおうと、保存会の鳥海政史事務局長が講師を務め、歴史や特徴などを説明。「130年前から香川県から来た人たちによって始まった。病気や事故に遭わないよういに、米や野菜がたくさん採れますように、と祈って踊っている」と話した。

 会員が舞を披露し、児童たちは曲打ちの太鼓に挑戦。最後に鳥海事務局長は「御供獅子舞は室蘭市指定文化財になっていて大事な宝物。うまくなるまで少し時間がかかるけど、一緒に練習を頑張りましょう」と励ましていた。

 5年の小泉友理奈さん(10)は「130年も前からあることを知ってびっくりした。曲打ちの練習に参加してみたい」と話していた。

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