札幌市で開催されるＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭りに釧路から出場経験のある「心～ｓｉｎ～釧路学生魂」「ミナオドーレ・くしろ」「魅天釧縲」の３団体が２８日、イオンモール釧路昭和で演舞を披露した。約６０人の演者が集まり、鳴子を振りながら力強く舞った。

　お披露目会で、ミナオドーレはツルをあしらった法被姿で登場し、中盤では釧路の夕日をイメージした衣装に早着替え。背後では大漁旗もはためかせ、会場全体で活気ある雰囲気を演出した。「心」はエイサー太鼓を打ち鳴らして演舞を開始。法被の着脱を繰り返す独特なパフォーマンスで会場を魅了した。最後は３団体合同で同祭り２５周年記念楽曲「ストリートオブザソーラン」と高知のよさこい「よっちょれ」を舞い、会場から拍手が送られた。

　今年の同祭りは６月７～１１日の日程で、心とミナオドーレが出場。このほか、釧路からは阿寒高校ＹＯＳＡＫＯＩ部も参加を予定している。ミナオドーレの田辺純一代表は「わが町釧路の元気を札幌に届けたい」と笑顔。心の石垣裕都団長（釧路公立大３年）は「今年こそファイナルで踊れるよう、頑張りたい」と意欲をにじませた。

合同で「ストリートオブザソーラン」を披露する演者たち