北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

創作四川料理「廣明」、食べログの「百名店」に選出

大手グルメサイト「食べログ」の「中国料理EAST百名店2023」に、苫小牧市錦町の創作四川料理「廣明」が初選出された。サイト上に来店客の高評価の書き込みが多数寄せられたためで、同店オーナーシェフの佐藤朗暢(あきのぶ)さん(45)は「お客さまのおかげ」と喜ぶ。

「料理の味やホスピタリティーを追求してきた」と廣明のオーナーシェフ佐藤さん

 佐藤さんは札幌の調理師学校で学んだ後上京して19年間、中国料理店を中心に和食店、カフェ、居酒屋などで修行。出身地苫小牧を世界一の美食のまちに―と、尊敬する父の名前から店名を取った「廣明」を2016年9月に開業した。当初から完全予約制のコース料理を提供するスタイルを貫いてきた。

 料理の味から飾り付けまで、客をいかに満足させるかを重視。来店客一人ひとりにメッセージカードを贈るなど接客にも力を入れてきた。

 昨年9月に検索サイト「グーグル」の口コミ評価で、「北海道中華料理の名店第1位」を獲得。今年2月には食べログの「北海道四川料理第1位」に輝き、同年3月発表の「中国料理EAST百名店」道内10店に、苫小牧市内から唯一選ばれた。

 サイトを運営するカカクコムによると、各ジャンルの店舗の中から特定の時点における食べログの点数の上位100店舗を「食べログ百名店」として表彰している。

 同店はフカヒレをはじめとする高級食材を生かした多彩な料理のほか、定番の担々麺や麻婆豆腐なども好評。これまでの来店客の口コミ評価(5点満点)で、平均3・5点以上を獲得し「間違いなく苫小牧、北海道の名店」「また行きたい」といった高評価の書き込みが相次いでいる。

 コロナ禍で売り上げが落ち込む時期もあったものの、佐藤さんは「サービスの質を突き詰める時間になり、こうした評価につながった」と自負。食材や調味料を全国から厳選してきたが「道内の食材の掘り起こしを強化し、さらに喜んでもらえるサービスを考えていきたい」と述べた。

関連記事

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

十勝毎日新聞

マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】

 芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。  「芽室に感謝す...

十勝毎日新聞

災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】

 広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...

函館新聞

函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..

 函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...

函館新聞

桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..

 函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス