雪が降り積もった美深町内の田畑

　発達した低気圧が影響し、16日から17日にかけて、宗谷地方や紋別地方を中心に雪が一気に積もるとともに、上川北部でも降り積もった。

　アメダスのデータによると、積雪深は17日午前９時現在、下川は８センチ、名寄と美深はゼロだが、下川は最大11センチ、美深は最大１センチを観測した。

　その他、午前９時現在で上川北部の音威子府14センチ、宗谷地方の歌登38センチ、中頓別30センチ、豊富21センチ、紋別地方の西興部22センチ、滝上18センチで、降雪前はいずれもゼロだった。 　一方、上川北部の朱鞠内は63センチで、降雪前の50センチから増加した。

　このところ暖かい日が続き、雪解けも進んで本格的な春を迎えているが、季節が逆戻りしたような雪や寒さに見舞われた。

　旭川地方気象台によると、雪は17日までで、18日以降は天候が回復すると予報している。