多くの子供たちが楽しんだクイズイベント

　釧路市こども遊学館（荒井誠館長）は２１日、クイズイベント「ＪＡＸＡ国際宇宙探査センターからの挑戦状」を同館で開催。大分、徳島、出雲とともに釧路がサテライト会場の一つとして参加し、集まった子供たちや天文ファンらが、同センターの主要なミッションについてのクイズに挑戦した。

　このイベントは、宇宙探査を身近に感じてほしいと同センターが企画。ＪＡＸＡと宇宙教育に関する連携協定を結んでいる同館が協力した。

　イベント前半は、ＪＡＸＡ職員から月と火星に人を送るアルテミス計画など、国際宇宙センターのプロジェクトについての解説を聞いた。後半ではレベル１～３まで全８問の質問にそれぞれの会場が答えを出すクイズに挑戦。「新幹線で月に行くのにどれくらい時間がかかる？」「月探査の有人与圧ローバーの速度は時速何㌔？」などの質問に、それぞれの会場が回答。釧路会場は大分会場と並んで全問正解し、司会者からのインタビューに菊池あずささん（７）は「難しかったけど楽しかった」と声を弾ませていた。