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函館新聞

絵画や書、工芸…多彩な172点 「はこだて・冬・アート展」始まる【函館】

さまざまなジャンルの作品が並ぶ会場

 市民美術展「第23回はこだて・冬・アート展」(函館市文化・スポーツ振興財団など主催、函館新聞社など後援)が26日、函館市芸術ホール地階ギャラリーで始まった。最高賞5点のほか、一般作家147点、招待作家21点、賛助作家4点の計172点が並ぶ。3月5日まで。

 絵画や書、工芸などさまざまなアートが一堂に介する展覧会で、冬に創作意欲の場を提供している。出品数は昨年より32点多く、絵画(油彩、デジタルなど)が98点と最多だった。

 最高賞「はこだて・冬・アート賞」(3点)に選ばれた高橋豊美さんの絵画(水彩)「イワガラミ」は初夏に咲く花を瑞々しく描いた。花田鶯飛さんの書「春の歌」は蒲原有明の詩で、硬軟を織り交ぜた線で表現した。森泰司さん絵画(油彩)「コロナ前の…」は美術の授業風景で生徒の躍動感にあふれている。NHK放送局局長賞となった多田瑛貴さんの絵画(デジタルアート)「深晶」はモノトーン色でさまざまな形を連想させている。函館市文化団体協議会会長賞は高江一枝さんの工芸「そばちょこ皿セット」で、陶器を深い色合いで仕上げた。

 開館時間は午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。表彰式は3月5日午前10時から、ギャラリートークは同11時から行う。

 受賞者は次の通り(敬称略)。

 ▽はこだて・冬・アート賞 高橋豊美「イワガラミ」(絵画)花田鶯飛「春の歌」(書)森泰司「コロナ前の…」(絵画)▽NHK函館放送局局長賞 多田瑛貴「深晶」(絵画)▽函館市文化団体協議会会長賞 高江一枝「そばちょこ皿セット」(工芸)▽優秀賞 川原柚泉(書)齊藤陽子(工芸)佐藤直己(オブジェ)下田節子(絵画)高沢さくら(同)宮井友記子(デザイン)安田ことみ(絵画)吉岡可奈(同)▽奨励賞 安濃光一(絵画)小栗野乃佳(同)笠島純子(工芸)柏葉真希(写真)酒井俊輔(絵画)坂本真香(書)佐々木淳(オブジェ)佐藤善之(絵画)志村惠(同)田村優(書)花光好雨(同)Little room(その他)

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