重賞競走優勝牧場の表彰など 荻伏軽種馬生産振興会通常総会【浦河】
荻伏軽種馬生産振興会(櫛桁秀男会長、会員数57人)は15日、基幹集落センター荻伏会館で2022年度通常総会を開催した。23年度事業計画や収支予算案などを承認したほか、今年度の重賞競走優勝牧場を表彰した。
あいさつで櫛桁会長は「コロナウイルス感染症が経済を下火にするリスクのある中、馬券の売り上げは、中央、地方競馬ともに近年最高の売上となった。軽種馬の取引状況も過去最高の165億円台を記録し、購買者登録数も過去最高となった」と軽種馬生産を取り巻く環境について触れた上で「昨年、当会の生産馬は中央のグレードレース6勝をはじめ、地方での優勝、準優勝など好成績を上げている。今年も、グレードレースに出走し、地域の振興に弾みをつけてほしい。新型コロナウイルス感染症も減少傾向にある。従来通りの活動が一日も早く戻ってくることを願い、会員一同強い馬づくりに励んでいこう」と呼び掛けた。
議事では、22年度事業と収支決算が報告されたあと、新年度事業計画、収支予算案のほか、種牡馬交配価格の引き下げや市場申込金並び賦課金の減額など8項目を掲げた軽種馬農協への要望事項について審議、承認した。
また、重賞競走を優勝した牧場の功績をたたえ表彰式が行われ、櫛桁会長から生産者へクリスタルトロフィーが贈られた。
表彰牧場は次の通り。
▽吉田ファーム=クリノプレミアム(第40回中山牝馬ステークス・GⅢ)
▽高昭牧場=ミスニューヨーク(第8回ターコイズステークス・GⅢ)、ホッコーメヴィウス(第24回新潟ジャンプステークス・JGⅢ、第24回阪神ジャンプステークス・JGⅢ、第24回京都ジャンプステークス・JGⅢ)
▽笠松牧場=テオレーマ(第25回TCK女王盃・JpnⅢ)
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