「妻と一緒に食べるのが楽しみ」【様似】
【様似】町保健福祉課が主催する「健康長寿 男性料理教室」が25日、様似町保健福祉センターきらくで開かれた。参加した4人の男性は、栄養士考案の野菜をふんだんに使った健康メニュー3品を楽しみながら調理した。
普段は料理をしない男性が、作る楽しみと食べる楽しみを実感できる機会として開催。町の管理栄養士が、低栄養や寝たきり予防に向けて、身近な食材を利用した手軽な料理で、しっかりとした体づくりができるレシピを考案し、調理や栄養について学ぶ。
2006年頃から10年以上続く人気の事業。年に2~5回の頻度で開催し、参加者の大半はリピーターとなっている。コロナ禍の影響で、ここ数年は、開催回数の制限や延期を余儀なくされている。
この日のメニューは、韓国風のり巻きの「キンパ」「大根とちくわとわかめのサラダ」「まるごと皮なしみかん」の主食、副菜、デザートの3品。参加者は2人づつのグループに分かれ、管理栄養士の小山田つばささんと栄養士の谷口千恵子さんが料理を指導した。
参加者は全員、口をそろえて「家では料理をしない」と言うものの、野菜の皮むきや千切り、フライパンで炒めたりなどの調理作業を慣れた手つきで進め、「ここに来るとスイッチが入る」「年に数回、この教室で料理するのが楽しみになっている」などと話しながら、手際よく料理を完成させていた。
出来上がった料理は、コロナ禍以前は、試食しながら、栄養士による調理や栄養についての話のほか参加者同士で和気あいあいと交流していたが、現在は、感染予防対策として、それぞれ持ち帰っている。料理を持ち帰り用のパックに詰めながら、参加者たちは「昼に妻と一緒に食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
関連記事
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】