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苫小牧民報

移住現地ツアー 安平町早来地区 子育て環境をアピール

安平町早来地区をフィールドにして子育て・教育をアピールする移住現地ツアーが21日、同町早来地区で行われた。道内外から7組21人が参加。はやきた子ども園や今春開校する小中一貫の義務教育学校「早来学園」を見学し、町内に移住した場合に期待する教育や子育てへのイメージを膨らませた。

早来学園で施設の説明を受けるツアー参加者

 人口減少対策として、子育て世代をターゲットに町が昨年度から進めている取り組み。町や地元団体、NPO法人などでつくる「あびら移住暮らし推進協議会」が主催した。

 午前中は、はやきた子ども園を見学。福田剛園長は、園独自の取り組みや園内、園庭について、「全てを整えるのではなく、あるもので遊ぶことを意識している。不便、不快、不潔と感じることも大切なこととして捉え、あえて気付かせたり、受け入れながらよりよい学びにつながるようにしている」と説明した。

 午後からは、町独自に展開する社会教育事業「あびら教育プラン」について紹介したほか、早来学園の施設を見て回った。町教育委員会の担当者は、同学園のキーワードとして「分けない」ことを挙げながら、「私立のような強烈な特色はないが、他とは『何か違う』『ちょっと違う』学校を目指している」と話した。

 後志管内蘭越町から家族で参加した松本崇さん(41)、梨絵さん(44)夫婦は「あえて難しい環境をつくって子どもたちに挑戦させ、大人たちがそれを見守る。できそうで、なかなかできないことに挑戦している子ども園の環境がすごい」と目を見張ったほか、早来学園についても「調べれば調べるほど面白い」とうなずく。横浜市から家族で来町した松藤大祐さん(35)は「まずは町を知ることから始めたい」と興味を示していた。

 昼食は食材に地元特産品を組み込んだ弁当を用意し、先輩移住者や町民と交流する時間を設け、和やかな時間を過ごした。

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