登別温泉街巡る低速電動バス、3月27日運行開始 休日一日28便
登別市地域公共交通活性化協議会(会長・千葉浩樹市民生活部長)の2022年度第1回会議が19日、市役所で開かれた。市は登別温泉街を時速20キロ未満で周遊する低速電動バス「グリーンスローモビリティ」について、3月27日に運行をスタートすると明らかにした。
登別温泉では、チェックインやチェックアウト時の交通渋滞や車と歩行者の動線集中による交通事故発生、温泉街は坂道が続くが、キャリーバッグを持った観光客の移動も多く見受けられる-などの課題があった。
市は、課題の解決策を検討するため、21年秋に登別温泉で実証実験を実施。約1カ月の期間で延べ2100人が利用し、好評だったことから本格導入する。
バスは、車両メーカー「シンクトゥギャザー」(群馬県)が製造する「eCOM-10」(定員22人)2台を使用する。登別国際観光コンベンション協会(唐神昌子会長)が運行主体となり、市が車両を無償貸与。運行などは道南バスに委託する。
ルートは登別温泉ターミナルから極楽通り商店街を通って地獄谷入り口、大湯沼天然足湯などを走る計画。ダイヤは平日が1台運行で午後2時半~同7時の一日9便。休日は2台体制で午前9時~午後7時の一日28便走る。毎週火曜日を運休とし、初年度は今年11月30日まで210日程度運行する予定という。
乗車料金は一回200円、1日券を500円で販売する見通し。支払い方法は現金のほか、QRコード決済にも対応できるようにする考えだ。
市は「環境に優しい観光地づくり、観光客の消費拡大、交通事故減少などの課題解決を目指すとともにSDGs(持続可能な開発目標)の達成や地域脱炭素の推進を図っていきたい」としている。
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