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日高報知新聞

「さらなる進化を願う」【日高】

【日高】18日に行われた中央競馬の2歳王者決定戦の第74回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ、芝1600㍍)で優勝したドルチェモアの生産者、町内福満の下河辺牧場(下河辺行雄社長)は喜びに沸いた。2013年の桜花賞馬アユサンとの母子2代でGⅠ制覇した。

 下河辺牧場は、1933年(昭和8年)に初代代表の下河辺孫一さんが千葉県香取郡大栄町(現成田市)に牧場を開設。その後、栗源町(現香取市)に移転。66年には日高町にも牧場などを開設し、1997年(平成9年)の創業者の逝去に伴い、長男で現会長の俊行さん(80)が跡を継いだ。現在は俊行さんの長男、行雄さん(52)が社長。

 下河辺牧場は現在繁殖牝馬が140頭で生産頭数は約90頭、従業員数は約80人。

 この日、行雄社長は愛馬を阪神競馬場で応援。社長の弟、隆行専務(49)は「ドキドキしながら緊張して家族3人で自宅のテレビでレースを観戦。ゴールした時は、うれしい限りだった」と話し、ドルチェモアの勝利に興奮冷めやらぬ様子。「同馬は病気も無く元気な仔だった。頭が良く余計なことをしないしっかりした馬だった」と牧場にいたころの様子を振り返った。   

 レース直後には、大鷹千秋町長、本間充門別農協組合長、日高軽種馬農協職員、JAびらとり職員や町内牧場関係者も次々駆け付け、会長や専務に祝福の言葉をかけ喜びを分かち合った。

 隆行専務は「レースが上手。けが無く頑張ってほしい。これからもさらなる進化を願い応援していきたい」と期待を込めた。

 大鷹千秋町長は「無傷で強い馬。これからが楽しみ」とドルチェモアにエールを送った。

ドルチェモアの勝利を喜ぶ下河辺牧場の関係者たち

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