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釧路新聞

22年上半期 長期滞在1695人、1万8440日で回復基調【釧路】

 釧路市の2022年度上半期(4~9月)における長期滞在の実績がまとまった。滞在人数は1695人、延べ滞在日数は1万8440日と、いずれも前年同期に比べて大きく増加しており、コロナ禍前の18年(人数1183人、日数1万8321日)を上回るなど、新型コロナウイルスからの回復基調がみられる。

 月別延べ滞在日数をみると、全ての月で前年度を上回っており、最も多かったのは8月の6592日(前年同期比9%増)、次いで7月の4490日(同36%増)、9月の3365日(同46%増)と続く。中でも6月は2177人と前年同期比で約3・4倍、5月は1492人と2・9倍それぞれ伸びた。

 前年度から大きく増えたことについて、関係事業者によるくしろ長期滞在ビジネス研究会の事務局を務める、市市民協働推進課の濵木由恵交流推進主幹は「昨年と違い、コロナによる自粛要請や移動制限などがなかったことが大きい」と分析。中でもホテルの利用者が大幅に増えたことが特徴で、昨年度は利用者数749人、延べ滞在日数5551日だったが、今年度は利用者数1503人、延べ滞在日数は1万658日と大きく増加した。

 一方でコロナは収束しておらず、陽性者数は昨年度に比べて大幅に増えている現状。同研究会では長期滞在者に向け、感染防止対策の徹底を呼び掛けるリーフレットを作成したり、ホームページなどで注意喚起している。

 実績としてはコロナ禍前に戻りつつあるが、今後の課題は冬季間における長期滞在者の増加。濵木主幹は「ホームページやSNSなどを通じて、道内でも雪が少ない地域、春の花粉の少なさ、タンチョウやSLなど、冬の魅力をしっかりとPRしていきたい」と話している。

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