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函館新聞

無ろ過生原酒「すっきり」 箱館醸蔵 18日から限定販売【函館】

無ろ過生原酒に仕上げた新酒を試飲する冨原さん

 【七飯】日本酒「郷宝」ブランドで知られる箱館醸蔵(町大中山1)は14日、今年収穫した新米で仕込んだ新酒の初搾りを酒蔵で行った。酒米「吟風(ぎんぷう)」の特別純米酒で、加水調整しない「無ろ過生原酒」を初めて造った。18日から道南の酒販店で限定販売する。

 新米を11月上旬に仕込み、扁平(へんぺい)精米という手法を初めて取り入れ、精米歩合は55%。  自動圧搾機でもろみを搾り、垂れおけの中にフレッシュな酒が次々と流れ込んだ。アルコール度数は18%。うっすらと濁り、搾りたての味が楽しめる。

 試飲した蔵元の冨原節子代表(72)は「すっきりしてコメの味がある。扁平精米は初めてで、どんな酒ができるかわくわくしていたが、吟風の力強さが出ている」と評価。杜氏(とうじ)の東谷浩樹さん(54)は「透明感あるすっきりした味の中にしっかりしたうま味が感じられる。年末年始に料理と合わせて味わってほしい」と話した。

 1本500ミリリットル入り1870円。750本限定。

 同社によると、年末に「きたしずく」を使った純米吟醸酒の無ろ過生原酒(精米歩合45%)を搾る。年明けには「彗星(すいせい)」を使った純米吟醸酒と特別純米酒も搾る予定。

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