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日高報知新聞

子どもたちの熱演に拍手喝采【新冠】

【新冠】市民劇団ど・こ~れ新冠の第25回定期公演「北海道村1グランプリ」が10日夜、レ・コード館で開かれ、会場に詰め掛けた約280人の観客が子どもたちの熱演に大きな拍手を送った。

 同劇団は1997年(平成9年)のレ・コード館開設を契機に翌98年2月に誕生。現在は幼児、小学生から社会人まで約20人が所属し、定期公演では毎回内容を変えて、子どもたちをメーンに心温まる公演を発表している。

作・演出・美術は札幌市で長く演劇家として活動し現在は胆振管内むかわ町在住の坪原功和さん(64)。札幌市在住の俳優金田一仁志さんが特別出演し、札幌市で活動する品田彩さんが振り付けやダンスを指導。

 今作の「北海道村1グランプリ」は、1988年(昭和63年)に「古冠村」を舞台に、ご当地アイドルを決める大会に出場する子どもたちを描いた、歌あり、踊りありの笑いと涙の物語。

 太陽の峰小学校が廃校後も、太陽の峰子ども会が続いてきた。主人公のライ君とノンちゃんは交換日記を6年間続けてきた。高校3年生のライ君は、子ども会が最後となり、思い出になるちょっと大きなことをやってみたいと思っていた。

 そこに、ビックニュースの「北海度村1グランブリ」のご当地アイドルのオーディションの予選会が開催されることを知り、出場を申し込んだ。練習を重ね、いよいよ予選会の日。

 予選会の1組目は、村長の娘のミホさん、ミイさんと札幌のダンスインストラクターのシャコさんの3人組。2組目は、太陽の峰子ども会のライ君、ノンちゃんら4人、3組目は、小学2年生のマト君が出場。

 審査結果は、マト君が優勝し、お笑いで魅了した太陽の峰子ども会が審査員特別賞を獲得し、全道大会出場を手にした。

 落選した、性格の悪いミホさんは自分の行いを反省し、「ごめんなさい」「おめでとう」と伝え、太陽の峰子ども会の4人に謝り、ライ君は「途中バカにされて、お笑いに変えて特別賞がもらえて、結果的に良かったと思った」と仲直りした。

 主人公のライ役を演じた大野楽生さん(静内農高3年)は「セリフを覚えることや感情表現が大変だった。本番をやりきって、すごく楽しかった」、ノン役を演じた川上乃希香さん(新冠中2年)は「台本をもらって、自分にできるかすごく不安だった。本番では観客の反応も感じられ、すごく幸せを感じた」とそれぞれ感想を話した。

 公演を終えた坪原さんは「本番が一番良かった。それぞれの個性がよく表現されて全員がよく頑張り、最高の傑作となった」と出演者を褒めたたえた。

「北海道村1グランプリ」の公演後、全員がダンスを披露

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