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日高報知新聞

最優秀賞「ハンナリト22」【浦河】

 浦河町軽種馬生産振興会青年部(川越祐樹部長)と荻伏軽種馬生産振興会青年部(三好悠太部長)共催の令和4年度当歳馬品評会が8日、浦河・荻伏両地区の軽種馬生産牧場を巡回して行われ、最優秀賞に川越ファーム出陳の「ハンナリト2022」(牡、父デクラレーションオブウォー)が選ばれた。

 品評会は、ハイレベルな当歳馬の生産や、地域全体の生産馬の質を高めることを目的に毎年この時期に開催している。今年は荻伏5頭、浦河5頭、JRA日高育成牧場1頭の計11頭が出陳され、審査は両青年部やひだか東農協、日本中央競馬会(JRA)、日高軽種馬農協(HBA)、日本軽種馬協会(JBBA)、町などの職員により、馬体20点、手入れ10点、展示10点の評価点で行った。

 大北牧場(野深)を皮切りに、伏木田牧場、王蔵牧場、ヒダカファーム、大島牧場、川越ファーム、高村牧場、杵臼牧場、オカモトファーム、宮内牧場、JRA日高育成牧場の行程で巡回した。大北牧場の齋藤善厚代表(42)は「他の牧場の馬を見て、現況を知ることができる貴重な機会」と話し、参加者たちは各牧場における飼養管理の状況や出生後の経過など情報交換をしながら、熱心に実馬を見て回った。

 表彰式後の講評で、JRA日高育成牧場の石丸睦場長は「昨年以上に見せ方、作り方が良くなっており、段取りもスムーズで素晴らしい品評会だった。いろいろな種馬の意見交換や飼養管理など皆で刺激を受けながら取り組まれ、最近は浦河の馬も活躍している。品評会の成績も僅差で、馬の出来も素晴らしく走りそうな雰囲気を持っていた」と評価した。川越部長は「品評会があることで馬と向き合い距離が近くなり良い勉強になる。来年以降も続けていきたい」と話した。

 結果は次の通り。

 ▽最優秀賞 川越ファーム「ハンナリト2022」(牡、父デクラレーションオブウォー)▽優秀賞1席 宮内牧場「タキオンレディー2022」(牡、ナダル)▽同2席 オカモトファーム「ギャラクシーハニー2022」(牡、父ルーラーシップ)▽BTO賞 杵臼牧場「フラワーファースト2022」(牡、父マクフィ)

最優秀賞の「ハンナリト2022」

優秀賞1席の「タキオンレディー2022」

優秀賞2席の「ギャラクシーハニー2022」

軽種馬生産牧場を巡回して行われた当歳馬品評会の審査風景

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