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日高報知新聞

大きくなって帰ってきてね【浦河】

 浦河町立浦河小(木田理博校長)の4年生17人が27日、大通1の日高中央漁協製氷工場荷さばき所前の岸壁でマツカワ稚魚を放流した。

 北海道では、来年9月17日に釧路管内厚岸町で「第42回全国豊かな海づくり北海道大会」の開催を予定しており、この大会への全道的な機運醸成を図るとともに「豊かな海づくり活動」の大切さを幅広く道民に理解してもらうため、道内の海岸・漁港で児童や園児らによる「大会記念リレー放流」を行っている。日高管内では浦河小で実施した。

 マツカワの稚魚は4月に生まれて、7月下旬に浦河小4年生が「育てて体験」として約30匹を飼育。その後夏季休業期間は、日高振興局に水槽を移動し、各自餌やりなどを続けてきた。今回は全長8・7㌢~12・5㌢、体重17・3㌘に育った稚魚約100匹を児童が放流。あわせて、日高振興局産業振興部水産課の職員ら関係者が6千匹(タグ付きは2千匹)を放流した。

 この日、4年生児童17人は日高中央漁協製氷工場荷さばき所に集合。北海道栽培漁業振興公社伊達事業所の川下正己さんからマツカワ稚魚へタグ付けの仕方を教わり、背びれの近くにタグを打ち込んだあと、同施設前の岸壁でミニバケツに入った稚魚5~6匹を「大きくなって帰ってきてね」などと話し掛けながら放流した。

 学級委員長の所芽生(めあり)さん(9)は「放流は悲しかったけど、また会えるのが楽しみ」と話した。

 稚魚は2年~3年後に漁獲サイズの35㌢以上になり、戻ってくるという。

マツカワの稚魚を放流する児童たち

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