ペットを飼う心得などを紹介しているパネル展

　動物愛護週間（９月２０～２６日）に合わせてペットの防災対策についての動物愛護パネル展と、６月から義務化されているマイクロチップの実物展示が２６日まで釧路市幸町６のＪａｚｚ＆Ｃｏｆｆｅｅ「Ｃａｔ」で開かれている。主催は釧路総合振興局。

　道は動物愛護週間の期間中、適正飼養の啓発などを行っている。パネル展では、災害時のペットへの備えとして、避難所で人に危害を与えたり、鳴き声で迷惑を掛けないように普段からのしつけの大切さを提案している。さらに、ケージやキャリーケースに慣れる練習を行うこと、狂犬病予防や日頃からの健康管理についてもアドバイスしている。

　６月１日から購入した犬や猫のマイクロチップ情報の登録が義務化となったことから、マイクロチップの実物を展示している。このマイクロチップは、直径１・４㍉、長さ８・２㍉程度の円筒形の小さな電子標識器具で、１５桁までの数字が記録できる。

　犬や猫が迷子になった時、地震などの災害で飼い主と離ればなれなった時に、保護された犬や猫の皮下に装着したマイクロチップの番号を専用のリーダー（読み取り機）で確認することで飼い主の情報と照合することができる。

　会場の「Ｃａｔ」は道が委嘱している動物愛護推進員が経営している。同店でのパネル展は午後１時から同８時まで。１９、２０、２３日は定休日。