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苫小牧民報

24日にとまこまい百年花火 樽前小100周年記念し3000発

苫小牧市内の中小企業経営者ら有志が24日午後7時から、「とまこまい百年花火」と銘打ち、樽前小学校100周年を祝う約3000発の花火を、同小近くの民有地(樽前107)で打ち上げる。新型コロナウイルス禍の閉塞(へいそく)感を打ち破ろう―と2020、21の両年に緑ケ丘公園で実施した「夢花火」の実行委員会が再集結。新たな地域貢献のために動きだした。

樽前小児童たちと「百年花火」をアピールする藤実行委員長(右)と中岡PTA会長(左)

 同小PTA会長の中岡亮太さん(43)が開校100周年の記念事業を検討する中、「子どもたちの記憶に残るものを」と花火の打ち上げを着想。樽前湧水豚などを生産するビィクトリーポーク社長の中岡さんは「夢花火」に交通整理などで協力してきた経緯があり、夢花火の実行委メンバーに相談した。今年はとまこまい港まつりなど大型イベントが相次いで再開され、同実行委は役割を終えたとみて解散していたが、中岡さんの思いに触れ、再始動を決断した。

 メンバーは30~40代の中小企業経営者を中心とした約20人で、「苫小牧”未来へTUNAGU”プロジェクト」と名前を変えた。実行委員長は夢花火に続き、居酒屋を経営する中善社長の藤淳一さん(45)が務め、6月から準備を進めている。開校100周年に加え、100年先も苫小牧の子どもの笑顔が絶えないことを願い、「百年花火」と名付けた。苫小牧民報社も主催者に名を連ねる。

 当日は約30分間、7号大玉などを連発し、夜空を黄金色に染める。実行委は「(夢花火よりも)近くで観賞できるため、デザイン性の高い花火を増やす方向」としている。

 構想を聞いた樽前小6年の永岡惺太君(12)は「学校の近くで花火が上がるなんてすごい。絶対に見たい」と目を輝かせる。藤実行委員長は「地域の方々や消防団など多くの協力があって実現できる」と感謝し、「自分たちが地域のために何ができるかをこれからも考え、次の世代へ引き継ぎたい」と力を込めた。

 会場周辺は午後5時から8時まで交通規制を実施。無料駐車場を複数(計約600~800台分)確保し、午後5時から入場できるようにする。スタッフは約100人態勢で、うち30人は市消防団の錦岡、日新、新富3分団から参加。事前に会場周辺の木々に散水するなどし、万一の火災に備える。

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