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釧路新聞

東大生3年ぶり釧路合宿 アイスホッケー、地元学校と練習試合も【釧路】

試合後、氷上で交流した東大と釧鳥取中

相手陣内に切り込む東大の選手

 釧路市内で3年ぶりに夏合宿を行った東京大学アイスホッケー部が23、24の両日、KKS釧路厚生社アイスアリーナ(釧路市柳町アイスホッケー場)で、釧鳥取中と釧湖陵高との練習試合に臨んだ。東大生らは、氷都釧路の生徒たちの胸を借り、腕を磨いた。  関東大学リーグ2部に所属する東大は、選手17人、スタッフ4人で活動。秩父宮杯Bグループ、関東大学リーグ戦ディビジョン2、さらに、旧帝大の運動部による総合体育大会「七大戦」の3冠獲得に挑んでいる。第一関門となった春の秩父宮杯Bグループは4戦全勝、1位となった。  東大の釧路での夏合宿は毎年恒例行事として定着。滞在期間中、地元の中学生チームと練習試合をした後、「お礼」の気持ちも込めて、勉強を教えている。今回の夏合宿は18日から26日までの日程で組み、練習試合は実施したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮し、勉強会は控えた。  東大は23日に釧鳥取中、24日に釧湖陵高とそれぞれ練習試合を行った。このうち、釧鳥取中戦では第1ピリオド開始早々、2失点し、一方的な展開になりかけたが、東大も立て直して反撃、敵陣を攻め立てた。第3ピリオド、東大は松井大弥主将(4年)がシュートを決めるなど2点を返して意地を見せたが、個人技と運動量で勝る相手に引き離され、2―8で敗れた。  「全国制覇を目指す中学生のレベルの高さを肌で感じた。一つ一つのプレーが洗練されている」と松井主将。3年ぶりに釧路の氷上で交流できたことに感謝し「コロナ禍の影響で今後を心配したが、釧路とのつながりは素晴らしいと再認識した。後輩たちにも受け継いでいってほしい」と話した。釧鳥取中の岸部彪冴主将(3年)は「自分たちより大きな選手と試合ができてよかった。パスの出し方、タイミングがうまいと思った」と振り返り「東大生と触れ合う機会はめったにないので、アイスホッケーを通してコミュニケーションができてよかった」と笑顔で語った。

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