華やかに100周年祝う 函館市制施行記念式典【函館】
函館市が市制施行から100周年を迎えた1日、市主催の記念式典が市民会館大ホールで開かれた。市民ら約600人が出席し、1世紀の歴史を振り返るとともに、吹奏楽の演奏など多彩なアトラクションで節目を祝った。
道内では1922(大正11)年に函館、札幌、小樽、旭川、室蘭、釧路が市制を施行。当時の函館は人口14万6855人で東北以北最大の都市だった。
式典は遺愛女子高校吹奏楽局によるメドレープログラム「愛吹ヒットパレード」できらびやかに幕開け。100年の歴史を振り返る動画「函館のあゆみ」が上映され、函館出身のロックバンドGLAYのTAKUROと、歌手のYUKIから函館の発展を願うメッセージが紹介された。地元のソプラノ歌手・佐藤朋子さんが国歌を独唱した。
工藤寿樹市長は「函館は先人の努力によってこれまで幾多の困難を乗り越えてきた。これからも市民のみなさんと一緒に、全ての人に優しいまちを目指していきたい」と式辞を述べた。浜野幸子市議会議長は「未来の市民が誇りを持てる町にしていきたい」とあいさつ。来ひんでは、道の土屋俊亮副知事が鈴木直道知事、青森市の能代谷潤治副市長が小野寺晃彦市長の祝辞をそれぞれ代読した。
式典後の記念アトラクションでは、Rダンスカンパニーのメンバーが若さあふれる希望に満ちたステージパフォーマンスを披露。ピアニストの類家唯さんと市立函館高校吹奏楽局は、ガーシュイン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」のスリリングな演奏で会場を沸かせた。
ラストは函館MB混声合唱団と函館少年少女合唱団が、地元にゆかりの深い名曲「海です」を元気いっぱいに歌い上げ、華やかに記念行事を締めくくった。
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