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釧路新聞

ギンザケ、釧路港のいけすで海面養殖試験始まる【釧路】

釧路港の海面に設置された円形のいけすに活魚船から魚を移し替える作業(釧路市提供)

 釧路港で行うギンザケの海面養殖試験で20日、中間種苗5000匹が、海面に設置されたいけすに投入された。

 中間種苗は、宮城県女川市の施設で卵から1㌔サイズの大きさにまで育てられた魚。18日午前に活魚船(199㌧)に積み込んで出港し、釧路港まで運ばれてきた。この日は午前8時半ごろから作業を開始。副港の北防波堤付近外海に設置された、直径14㍍の円形で深さ4~5㍍のいけすに、たも網を使って直接魚を移し替えた。

 今後、毎日餌やりを行い、3㌔サイズに成長させて9月から10月にかけて水揚げする。魚は本州などの回転ずし店のほか、要望があれば釧路の飲食店などにも出荷するという。

 試験は、釧路での養殖事業の可能性を探るため、釧路市養殖事業調査研究協議会(会長、檜森重樹釧路水産協会専務)と水産商社のニチモウ(東京)が3カ年かけて実施する。同協議会の檜森会長は「釧路の涼しさを最大限に生かしたい」と期待を示し、ニチモウ海洋事業本部養殖開発室の戸川富喜室長は「第一関門を突破しほっとした。これから問題点を洗い出しながら出荷までいければ」と話した。

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