【新冠】本町のサポートセンターえましあ主催の４月の認知症カフェ・えましあ茶ロン「小物作り」が18日、同センターで開かれ、高齢者６人が参加して交流を深めた。新型コロナの感染拡大防止のため、２、３月は中止となり、今年は２回目の開催。

　この日は、事前に準備したクラフトバンドやはさみ、カッター、洗濯ばさみ、乾燥ボンドなどを使って、えましあスタッフの矢野千美就労リーダーが講師を務めた。

　矢野さんの説明を聞きながら、台紙や型紙に合わせて、クラフトバンドを交互に編み込んで、約１時間半かけて12㌢×15㌢、深さ６㌢の小物入れが完成。土田美智子マネージャーや笑愛委員会の村上美知子さんもサポートし、赤や青、茶、紺、白などのおしゃれな小物入れの完成品が並んだ。

　北星町から参加した梶原マサ子さん（78）は「クラフトバンドを使った編み込みは、指の運動になった。えましあ茶ロンを毎月楽しみにしている」と話した。

　茶話会の後、町保健福祉課の仙波明子さんが認知症予防に効果のある「脳の元気アップチャレンジ事業」で脳トレ問題集に取り組んだり、脳を使った運動などへの参加を呼び掛けた。

　次回のえましあ茶ロンは、５月16日に「簡単なお菓子作り」を予定している。

講師の説明を聞きながら取り組む参加者たち