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函館新聞

マーボーパン開発 国際ホテル【函館】

辛さとしびれを調整したマーボー豆腐を使ったパンを持つ木村さん

 函館国際ホテル(大手町)は、ホテル名物「四川激辛麻婆(マーボー)豆腐」のレシピをベースにした中華パン「激辛麻婆豆腐パン」を開発した。マーボー豆腐は、パンに合うよう辛さやしびれを調整。ホテル内のベーカリーショップ「モンモランシー」で今月から1日12個販売し、毎日完売している。

 同ホテルが4月、開業50周年を迎えるのにあたり、ベーカリーでアピールできる商品を考案。第一弾として「函館国際ホテルと言えばマーボー豆腐」と称される名物料理をパンに合わせた商品が誕生した。中華料理専門の木村史能総料理長(58)が監修したパン商品は今回が初めて。

 マーボーの具材は、上ノ国町産のフルーツポークのひき肉、超大粒大豆「タマフクラ」で作った豆腐を使用。木村さんによると、豆腐を入れると水分が出るため、オーブンで焼いた豆腐とあんを絡める方法で解決した。また、でんぷんではなく、小麦粉でとじてパンと食べたときなじむよう工夫した。

 パンは、食パン生地の小麦粉の分量をマーボーに合うよう何度もやり直し、完成。木村さんは「通常のマーボー豆腐なら、辛くてもご飯の量を多くして調整できるが、パンは限られた生地の分量しかない。辛過ぎず、しびれ過ぎないパンの生地に合った味付けにした」と話す。

 豆腐を入れないマーボーの具材だけが入ったパンはあるが、豆腐が入ったマーボーパンは珍しい。同ホテルは「第二弾、三弾のコラボレーション商品も期待してほしい」(総務部)としている。

 1個230円。ショップの営業は午前8時~午後7時。問い合わせは同ホテル(0138・23・5151)へ。

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