炎による星座と花火で彩る・「北の天文字焼き」2022【名寄】
道北の冬の風物詩「第31回北の天文字焼き」2022が、同実行委員会(横澤博委員長)主催で、12日午後6時から市内旭東の通称「太陽の丘」に点火。「天」文字の由来である道北18市町村を星に見立て、星座のように天文字を表現し、コロナ退散を願った。
「北の天文字焼き」は、北北海道14市町村(1989年当時)と天塩岳を線で結ぶと「天」の文字が出来上がることに由来し、89年にスタート。ドラム缶270個に火を入れ、「太陽の丘」に縦220メートル、横150メートルの火文字を描く冬のイベント。2017年にはギネス世界記録に挑戦し、燃焼装置(ドラム缶)の数で火文字の大きさ世界一に認定された。
昨年は新型コロナ感染症拡大を受け中止。今年は感染症拡大防止も考慮し、ドラム缶の配置などの作業に係る人員を縮小。点火作業は地元在住者に限定して行われ、天文字の由来の15地点に、3地点(天塩町、西興部村、興部町)を加えた18地点に相当する箇所に、ドラム缶を3個ずつ設置し、18個の星で星座のように「天」の文字を描くこととした。
この日は降雪もなく、氷点下10・2度(12日午後6時現在)と冷え込んだことから空気も澄み、会場から離れた場所からも、一つ、また一つと増えていく炎が、くっきりと眺めることができた。
18個の炎の星で天文字が完成すると、間もなく花火も打ち上げられ、美しい炎の共演が市民の心に安らぎを与えた。
関連記事
田んぼのオーナー事業スタート 種まき見学 かかし作りも 厚真
厚真町観光協会の2024年度田んぼのオーナー事業が28日始まり、家族連れなど100人が町幌内地区で種まき作業を見学した。希望者はその後、マナビィハウスに移動。かかし作りに挑戦し、秋の豊作を願った。 ...
赤い羽根募金ピンバッジ絵柄決定 初の一般公募 苫小牧
苫小牧市共同募金委員会(事務局・市社会福祉協議会)は、2024年度の赤い羽根共同募金ピンバッジのデザインを決めた。初の一般公募に寄せられた12点の中から、札幌市立大学デザイン学部の髙橋こはくさん(...
ハート形にサクラ満開 市の剪定が予期せず演出【帯広】
帯広市西1南16の山口英昭さん(74)方近くの歩道の植え込みにある見頃を迎えたサクラが、東方向から眺めるとハート形に見え、通行者たちの目を楽しませている。 サクラは、山口さんの妻静江さん(...
JA帯広大正が「大正野菜3兄弟」で出展 JA夕張市のメタバース内で開店【..
JA夕張市は27日、メタバース(仮想空間)上で買い物や交流などが楽しめる「夕張メロンメタバース」をオープンした。夕張メロンの魅力を広めるテーマパークという設定で、十勝からはJA帯広大正が出展し...
僕の名前は「ビバたん」 ウエスタンのキャラ命名【帯広】
焼肉バイキング店を多店舗展開する「ウエスタン」(帯広市、落合寛良社長)は、創業45周年を記念し公募した公式キャラクターの名前を「ビバたん」に決定した。29日に市内のウエスタン本店で初開催したファ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
2ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
3イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
4函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
5うらかわオバケ桜が満開に 26日は公開から1時間で150人来場【浦河】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5森町地域おこし協力隊に元プロ野球選手の吉田さん着任【森】