Ｕ―12出場の小学生の出場選手たち

【新ひだか】町内のサッカー少年団チーム「Ａｒｅａｒｅａ（アレアレア）ＦＣ」が昨年12月25日に「全道フットサル大会Ｕ―14」苫小牧予選で優勝し、福島県で２月５、６日に開催の「東日本大震災支援の全国大会」への参加を予定していたが、同大会が新型コロナの影響で中止になった。

　東日本大震災から昨年で10年を迎え、全国の子どもたちに被災地の現状を知ってもらい、サッカーを通じて参加選手が他県の選手たちとの交流の場を新たに築いてほしいと、プロ選手の有志たちが福島で開催を企画。しかし全国で猛威をふるう新型コロナの影響で中止することになった。

　全国大会は中止となったが、アレアレアは３月５、６日に札幌市で開催の「全道フットサル選手権大会２０２２」Ｕ―14（14歳以下）の部と２月19、20日に函館市で開催の同大会Ｕ―12（12歳以下）の出場が決定。選手たちは全道大会に向け、練習に励んでいる。

　アレアレアは、昨年４月に日高管内では唯一の中学生クラブチームの「アレアレアＵ―15チーム（選手16人）」を創設。

　アレアレアの本庄宏太郎コーチは「全国は中止になり残念だが、全道大会に向けて練習を重ね、一つひとつステップアップしてくれたら」と話していた。

Ｕ―14に出場の「Ｕ― 15」の選手たち