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十勝毎日新聞

“おいしいホテル”建設へ 「源すし」が新事業【本別】

 本別町内の飲食店「源すし」(池田圭吾代表)は、2011年に取得した多目的集会施設「津村会館」(町北4)の跡地を利用したビジネスホテルの建設を進めている。池田代表は「町内でのビジネスホテルの潜在需要は高い。本別に来るきっかけの一つになり、地域の活性化にもつながれば」と話している。

ホテルに移転する源すしの池田代表

 同店は新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に落ち込み、「今後、飲食店だけでは事業継続が成り立たない」(池田代表)と判断、宿泊事業への進出を計画した。

 ビジネスホテルは2階建て鉄骨造り、延べ床面積約500平方メートル。昨年12月までに旧津村会館の解体を終え、2月に着工、7月の完成を見込む。オープンは8月の予定。総事業費は約2億1000万円。新型コロナ関連の経済対策として国が中小・中堅企業向けに設置した「事業再構築補助金」に昨年6月、事業採択され、6000万円の補助を受ける。

 「料理のおいしいビジネスホテル」を目指し、ホテル名は「寿司宿いけ乃や」(仮称)とする。客室は1階の一部と2階にシングル13室、ダブル1室、4人程度が宿泊できる和室1室の計15室。各室ユニットバスを備える。農家の見学と生産した農産品の料理をホテルで楽しむ、「農」と「食」をつなげる活動も考えている。

ビジネスホテルの建設予定地

 ホテル1階には「源すし」が移転して営業する。1987年に創業し、地元から愛されてきた店の雰囲気はそのままに、すしにこだわった内装にする予定。客席は80人程度と前店舗とほぼ同規模で、アフターコロナを見据えた間取りとした。宴会場については法要などの需要を見込むほか、少人数での会合を想定し仕切り壁を用いた個室など全10室を設ける。現在の店舗は別館などでの利用を検討する。

 池田代表は「施設を起爆剤に町へ人を呼び込む仕掛けも考えていきたい。日本の食文化でもあるすしを握る体験イベントなども計画し、家族連れなどが楽しめるものを提案できれば」と話している。

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