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日高報知新聞

新レシピの試食会【平取】

【平取】「高校生による地元特産品開発事業」新レシピ試食会が5日、平取高校(石若拓哉校長)で開かれ、農協、町教委、役場などの関係者が生徒たちの考案した創作料理を試食した。

 同校は、びらとり農協(仲山浩組合長)の全面支援を受け、2011年(平成23年)から「高校生による地元特産品開発事業」として、放課後のクラブ活動“トマトクラブ”を立ち上げ、家庭科教諭が顧問となり指導している。町特産の「びらとりトマト」を活用して町をPRするねらいだ。

 これまでに、「ニシパランチメニュー」の名前でトマトキーマカレー、トマトジャージャー麺、ビラタコライス、三色丼などを創作し、町内小中学校の給食で提供してきた。

 今年のトマトクラブの実践報告となる試食会には、仲山浩びらとり農協組合長、佐藤和三副町長、桜井幹也町商工会長ら11人が出席。

 この日の新レシピは、ご飯を炊く時にキノコの出し汁を使ったり、外側の卵のまろやかさとホウレンソウのお浸しの柔らかい食感に、きんぴらごぼうのシャキシャキ食感がアクセントの「秋たっぷり生春巻きと三食生春巻き」。マヨネーズを少量にし、おからを入れてヘルシーにしたり、砂糖を加えてカボチャ本来の甘みを生かした「ポテトサラダ&カボチャの煮物」。野菜を多めにいれ、苦手でも肉と一緒に食べる「簡単、栄養たっぷり豚丼」。トマトの酸味を活かした生クリームをしっとりの生地で包んだ「トマトジャムロールケーキ」。平取のおいしい特産品を知ってもらう「パンプキン」。生地にトマトジュースで戻した切り干し大根を混ぜ、歯ごたえのある食感にした「桃太郎のフロッケンザーネ」の6品。

 本年度の10人の部員が工夫を凝らし、彩り良く仕上げた料理は上々の出来栄え。

 食後の講評では、びらとり地産地消の会の「味処いこい」の店主、高橋辰弥さんは「生春巻きなど丁寧に作られ、すごく切り口がきれいだった。もう少し地場産を感じるものをいれてはどうか、豚丼については、手短に料理すると肉の水分が出すぎずに済むと思う。デザートはとてもおいしかった。パンプキンは自信をもったネーミングにしてみては。フロッケンザーネは、サクサク感があれば良いと思う。全体的にとても良かった。自信を持って」とエールを送った。

6品の料理を完成させたトマトクラブ部員

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