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日高報知新聞

過去最高売却総額を更新【新ひだか】

【新ひだか】静内神森の北海道市場で開かれていた今年最後のサラブレッド1歳馬の競り市「オータムセール」(日高軽種馬農協主催)が19日、2日間の日程を終了した。セール2日間に457頭(牡188頭、牝269頭)が上場し、348頭(牡149頭、牝199頭)の売却で売却総額は12億6896万円(税込)。売却率は76・15%で前年対比2・18%減だったが、売却総額は前年比902万円の増。1頭当たりの平均価格は364万6437円だった。

 購買登録者数は1054人で、前年より54人多くオンラインピットシステム登録者数は62人だった。新ひだか町内でのクラスターの発生など、新型コロナウイルスの影響が心配されたが、購買者が大勢訪れて安定した競馬人気を追い風に例年以上の活況を見せた。

 これで今季の競り市は5~10月まで5回、計11日間開催。合計販売総額は145億3859万円となり、過去最高だった前年の127億円を大きく上回った。通算売却率は75・43%となった。

 オータムセールの最高額取引馬は、日高町・白井牧場生産の牡馬「ビヴァレッジクイーン2020」(父Good Samaritan)の2530万円。牝馬の最高額は1日目に上場された新ひだか町・静内白井牧場生産の「マイネウェリナ2020」(父シルバーステート)の1430万円。

 同農協の木村貢組合長はインタビューで「売却率75%をキープできたことは購買者に感謝。今後、上場頭数でサマーとセプテンバーセールの日程バランスを考えていく。地方で開催しているため、オンラインも慣れてきているのでもっと定着させたい」と話した。

過去最高の売り上げとなった競り市=写真はオータムセール=

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