重厚感あるサウンドを響かせた大谷室蘭高吹奏楽部

　北海道大谷室蘭高校吹奏楽部（熊谷唯奈部長、５２人）の「第４９回定期演奏会　お陰様（かげさま）で第４９回～まだまだ走り続けるらんたぶらす～」が１７日、室蘭市幸町の室ガス文化センターで開かれた。例年有料で開催してきたが、今回は「お越しになるお客さまに音楽を楽しんでもらいたい」と無料で開催。６００人を超える吹奏楽ファンが訪れ、大谷室蘭サウンドを堪能した。

　３部構成。１部は「コンサートバンド」として今年生誕１００周年を迎えた作曲家、アルフレッド・リードの代表作３曲を演奏。２部は「ジャズバンド」として「Ａ列車で行こう」「ムーンライト・セレナーデ」など名曲を奏でた。

　３部は「ショーバンド」としてミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の音楽のほか、長寿番組メドレーとして「水戸黄門」「小さな旅」「笑点」などの曲を次々に演奏。曲が終わるたび、会場からは大きな拍手が送られていた。