洞爺湖を眺めながら歩くウオーカーたち＝昨年

　秋の洞爺湖や有珠山などの景観を楽しみながらウオーキングする「第３７回北海道ツーデーマーチ」（同実行委員会主催）が洞爺湖などで９月１４、１５日の２日間に開かれる。今回が最後の開催。８月１３日まで事前申し込みを受け付けている。

　北海道ツーデーマーチは１９８８年にスタート。第２回大会以降は延べ３千人前後の参加があったが、参加者は年々減少。新型コロナが感染症５類に移行後の昨年は８２６人だった。さらにボランティアスタッフの確保が困難な状況もあり、実行委員会などで継続運営は難しいと判断した。

　最後となる今回は、定番の「『洞爺湖一周』ジオパークコース」（全長４０キロ）のほか、有珠山周辺を歩く全長３０キロの「有珠山ぐるっと」コースなど全８種のコースを用意。親子で楽しめるキッズウオークやノルディックウオーク体験会も行う。

　ツーデーマーチ終了後の１６日には、白老町のポロト湖などを歩く「せっかくウォーク」も開催し、合わせて参加を呼びかけている。

　参加料は事前申し込みが２千円（１日のみの場合は千円）。当日申し込みは２２００円（同１１００円）。いずれも町内在住者または通勤者は２日間が千円、１日のみが５００円。中学生以下無料。事前申し込みは「健康スポーツウォーク」のホームページから。締め切りは８月１３日。当日申し込みも受け付ける。

　各コースなどの詳細は「健康スポーツウォーク」のホームページを確認するとよい。問い合わせは北海道ツーデーマーチ実行委員会、電話０１４２・７５・４４００へ。