開会式で宣誓する大谷室蘭の浅野主将

　室蘭と伊達の両市で行われる２０２４年度全国高校総合体育大会（インターハイ）女子サッカー競技の開会式が２９日、室蘭市入江町の栗林商会アリーナであった。競技は３０日から始まり、８月３日に決勝戦が行われる。

　開会式には出場する１６校や関係者ら約５００人が出席。大谷室蘭の浅野未來主将が「どんな時も諦めずに多くの人の心を動かし、全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。

　青山剛室蘭市長が「チームのベストを尽くして、思い出に残る大会にしてほしい」、開催地高校代表で室蘭栄高校の生徒会長、石川暖乃さんが「悔いのないよう練習の成果を発揮して楽しんでほしい」などと激励した。

　きょう３０日は１回戦８試合が行われ、道内から出場する大谷室蘭がＡＩＣＪ（広島県）、文教大付（恵庭）が大商学園（大阪府）との初戦に臨む。

　浅野主将はさまざまな関係者の協力があって大会が成り立っていると強調。「感謝の気持ちを持ってチームができるベストを出したい」と力を込めた。文教大付の曽部妃加里主将は「全国に向けてみんなで一つになってやってきた。目標は日本一」と意気込む。

　※動画はこちら。