白鳥公園周辺で清掃奉仕するそうけんの社員

　【網走】国連で採択された「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」に取り組んでいるそうけん（中村圭社長）が、事務所周辺の町内や北浜、女満別空港周辺などで清掃奉仕した。

　中村社長や社員80人が市南７西４の同社事務所に集まり、それぞれ竹ぼうきや火ばさみ、市のボランティアごみ袋などを手に周辺の町内を清掃した。

　引き続き、北浜の白鳥公園駐車場と同社大空支店に分かれて移動。清掃活動を続けた。

　白鳥公園周辺で中村社長は「地域の人たちに喜んでいただくのが、私たちの使命。涛沸湖周辺は野鳥の生息地でもあるので、ごみのない社会を作るためにも、協力をお願いします」と、集まった社員に呼びかけた。

　社員は同公園周辺のほかＪＲ北浜駅、北浜市街を通る道路沿いを歩き、目に付いたごみのほか、道路脇にたまった砂などもスコップで集めてボランティアごみ袋へ。ショベルカーやトラックなども投入し、安全に気を配りながら作業を続けた。

　同社は４月29日を「社会貢献の日」と決め、05年から毎年、この日に合わせて清掃奉仕しており、今年で20年目になる。

　19年からは「ＳＤＧｓ」にも参加しており、この日の清掃奉仕でも、社員はＳＤＧｓのシンボルマークと同社のマークをあしらったオリジナルのビブスを着用。ＳＤＧｓの取り組みをアピールしている。

　同社大空支店でも、事務所周辺を清掃した後、道道女満別空港線や女満別空港駐車場などでごみ拾いをした。